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【2024年最新】おすすめのRPAツール4選をご紹介!

2024年1月23日

近年多くの企業で導入が進んでいる「RPA」。
RPAによって定型業務を自動化することで、業務効率化や生産性の向上が期待でき、ヒューマンエラーを防止できるといったメリットが得られます。

とはいえ、いざ導入しようとすると、数あるRPAツールの中からどれを選べば良いか迷う方も多いと思います。実際に弊社でも、そうしたご相談をいただく機会が多くございます。

そこで本記事では、RPAに精通した弊社エンジニアが厳選した、おすすめのRPAツール4選をご紹介いたします。

1. RPAツールの選び方

RPAツールは、「なんとなく使いやすそう」「他社がこのツールを使っていると聞いたから」といった安易な理由で選ぶと、後で後悔する恐れがあります。また、簡単そうにみえるツールが必ずしも自社にとって良いツールとはいえません。

本章では、自社に合ったRPAツールの選び方について、ポイントを3つご紹介します。

 

自社の導入規模・運用方法にあったツールを選択する

RPAツールは「デスクトップ型」、「サーバ型」、「クラウド型」の3種類に分けることができます。それぞれの特徴を理解したうえで、自社の導入規模や運用方法、予算などを加味し、適切なものを選択しましょう。

デスクトップ型

ロボットが個人のパソコンのデスクトップ上で働き、端末内の個別の作業に対して自動化を行うRPAのことを指します。個人のパソコンにインストールするため、そのパソコン内で完結するような個別作業の自動化に適しています。まずは1台のパソコンから導入するなど、小規模スタートを実現したい方におすすめです。

サーバ型

自社サーバ内でロボットを働かせる、オンプレミス型のRPAのことを指します。サーバ内にインストールすれば、複数台のパソコンでの処理を効率化でき、膨大なデータも一括管理が可能です。初期費用は高めですが、全社的に使用するなど、大規模での導入を検討している場合はサーバ型がおすすめです。

クラウド型

インターネットのクラウドサーバー上で、ロボットが稼働するRPAのことを指します。自社でのサーバー設置が不要で、導入にかかる費用や時間の負担が少なめという特徴があります。また、アップデートによって新機能が自動追加されたり、動作の安定性が向上したり、改善が常に行われる良さもあります。

 

自社で利用しているシステムとの適合性を確認する

現在自社で利用しているシステムが、導入予定のRPAツールで操作できるか、事前に必ず確認しておきましょう。導入後に適合性がないことが発覚すると、運用を開始するまでにかかったコストが無駄になる恐れがあります。

弊社では、貴社のシステムとRPAツールの適合性を検証のうえ、ツールの選定、導入~保守までワンストップでご支援することも可能ですので、お悩みの方はお気軽にご相談いただければと思います。

 

③ メーカーのサポート体制を確認する

サポート体制は、メーカーによって様々です。メールやチャット等テキストのみで対応を行っているのか、電話や訪問でもサポート可能なのか、マニュアルがしっかり整備されているか等、事前に確認しておきましょう。

また、トラブル発生時の対応以外にも、導入時のレクチャー等のサポートがどの程度あるか聞いておくと安心です。

2. おすすめのRPAツール4選

RPAツールは、製品によって開発面の特徴や適した規模等が異なります。
導入の際は、いくつかのツールを比較したうえで最も適した製品を選ぶことが重要です。

本章では、弊社エンジニアがおすすめするRPAツール4選についてご紹介しています。各ツールの比較表もお役立ていただければ幸いです。

① UiPath

こんな方におすすめ!

使いやすく、充実した機能を安価で利用したい
ライトな作り・ヘビーな作り、どちらも利用予定
社内で広く内製化を進めたい
(自動化したい対象業務が多い場合、サーバー型の導入がおすすめ)

世界シェアNo.1のRPAツール「UiPath」。
メジャーなRPAツールのなかで最も低価格ながら、複数アプリケーションに対した高度な条件設定が可能で、トップクラスの動作精度を発揮してくれます
スモールスタートから大規模展開まで対応可能で、非常にバランスの良いツールだといえます。

「UiPath」の公式サイトはこちら

② BizRobo!

こんな方におすすめ!


ExcelとWebアプリケーションの操作を行うRPAがメインで、
  できるだけバックグラウンド実行させたい

「BizRobo!」のラインナップは全6種類と幅広く、企業規模や予算などに応じた選択が可能です。
またロボットの稼働をバックグラウンドで実行できるため、無数のロボットを稼働させ、安定的に大量・並列処理を行える点が特徴的です。
また、Webでのセミナーや情報サイトなどのコンテンツがあり、サポート自体も手厚いため、初めてRPAを使用する場合でも安心して導入できます。

「BizRobo!」の公式サイトはこちら

③ WinActor

こんな方におすすめ!

サポートを重視している(純国産型ツールのため不明点等を調べやすい)
ライトな作りのものを、特定の人に関わらず作成したい

「WinActor」は、NTTグループで開発された、国内シェアNo. 1のRPAツールです。純国産型ツールのため、開発・サポート・マニュアルなどに用いられる言語が日本語で書かれており、始めやすいという特徴があります。
また、操作性が直感的で分かりやすく、NTT独自の育成プログラムやサポート体制が充実しているため、RPA初心者の方も安心して導入しやすいツールだといえます。

「WinActor」の公式サイトはこちら

④ Power Automate

こんな方におすすめ!

Microsoftアカウントを持っていて、まずは手軽にRPAを使い始めたい
ある程度機能は充実していてほしいが、できるだけ安価で導入したい

Microsoft社が提供するRPAツールで、Microsoftアカウントがあれば無料で使用できます
直感的な操作によって自動化フローの作成がしやすく、Word、Excel等のMicrosoft各種アプリとの連携に強みがあります。
また、既存のRPA機能を拡張した「Power Automate Desktop(PAD)」というデスクトップ型のRPAツールも無償で提供されています。

「Power Automate」の公式サイトはこちら

3. どのRPAツールを選ぶかお悩みの企業様へ


今回ご紹介した以外にも様々なRPAツールが存在しますが、たとえ良いツールであっても、自社の作業内容との相性によってはロボットが最後まで作業を遂行できず、途中で止まる恐れがあります。

そうした事態を防ぐためには、導入前の検証が重要です。私たちオルトロボは、どのRPAツールを使えば業務を遂行できるか、実際に簡易的なロボットを動かして検証が可能です。

検証のうえで、業務との適合度や予算、使いやすさ等、様々な点からお客様に最適なRPAツールをご提案しますので、ぜひ安心して弊社にお任せいただければと思います。
 

  

4.終わりに

今回は、おすすめのRPAツール4選をご紹介しました。
数あるツールの中から貴社に合うものを選択する際に、本記事をお役立ていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。