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UiPathでよく使うアクティビティのまとめ

2019年6月4日

UiPathの開発の中でよく使用するアクティビティをまとめてみました。

■ワークフロー

・Flowchart [フローチャート]

 アクティビティをフローチャート形式で並べることができます。
・Flow Decision [フロー条件分岐]

 判定条件をもとにフローチャートを分岐させます。

・If [条件分岐]
 判定条件をもとにSequenceを分岐(分割)します。

 分岐はTrue(判定の結果が正しい)とFalse(判定の結果が正しくない)

 の2種類のみです。

・For Each [繰り返し(コレクションの各要素)]

 複数の要素を持つ変数等に対して要素の数だけ繰り返しを行います。


■マウス操作
・Click [クリック]

 マウスのクリックを実行させます。左クリック・右クリック、ダブルクリック

 などの押し方はプロパティで指定できます。
・Check [チェック] 

 チェックボックスにチェックを入れます

・Set Text [テキストを設定]

 キーボード入力可能な場所にテキストや文字型の変数を設定します。
・Send Hotkey [ホットキーを押下]

 キーボードのホットキー(Altキー、Ctrlキー、Shiftキー等)を押しながら

 の操作を実行させます。

・Type Into [文字を入力]

 キーボードのタイピング操作を実行させます。

・Select Item [項目を選択]

 コンボボックス、プルダウン、ドロップダウンなどのリストを選択します。

■ウェイト
・Delay [待機]

 任意で設定した時間文、動作を停止させます。「時:分:秒」の形式で指定します。
Find Element [要素を探す]

 任意のアプリケーション等が起動するまで待ちます。

■判定処理
・Path Exists [パスの有無を確認]

 フォルダやファイルが指定のパスに存在するかを判定します。

 Path Typeでフォルダにするかファイルにするかを指定します。

 判定結果はOutputのExistsで指定した変数に格納されます。

・Element Exists [要素の有無を検出]

 任意のアプリケーション等の要素が存在しているかをチェックします。

 結果はOutputで指定した変数に格納されます。


■ユーザー操作
・Select File [ファイルを選択 ]

 ユーザーに任意のファイルを指定させます。指定したパスは文字列として

 変数に格納されます。

・Select Folder [フォルダーを選択 ]

 ユーザーに任意のフォルダを指定させます。指定したパスは文字列として

 変数に格納されます。

・Message Box [メッセージボックス]

 ダイアログボックスを表示させ、任意の文字や変数の値を.tostringで文字に

 したものを表示させます。

 OKボタンを押すまですべてのワークフローが停止するので変数の値を表示

 させたり、ブレークポイントのように、デバッグにも使えます。

■ファイル・フォルダ操作

・Create Directory [ディレクトリを作成]

 プロパティのFileの「Path」で指定したパスにフォルダを作成します。

・Copy File [ファイルをコピー]

 プロパティのFromの「Path」で指定したパスのファイルをToの

 「Destination」で指定したパスへコピーします。

・Create File [ファイルを作成]

 プロパティのFileの「Path」で指定したパスにNameで指定した名前の

 ファイルを作成します。

・Move File [ファイルを移動]

 プロパティのFromの「Path」で指定したパスのファイルをTo「Destination」

 で指定したパスへ移動します。

・Delete [削除]

 プロパティのFromの「Path」で指定したパスのファイルを削除します。

■ブラウザ系処理

・Attach Browser [ブラウザーにアタッチ]

 Indicate On Screenで指定したブラウザに対して処理を行います。

 これ以降のブラウザ処理アクティビティを使う際に必要な設定となります。

・Open Browser [ブラウザーを開く]

 指定したURLでブラウザを開きます。ブラウザの種類はプロパティの

 Inputにある「BrowserType」でIE以外にもChromeやFirefoxを指定すること

 ができます。

■EXCEL系処理

・Excel Application Scope [Excelアプリケーションスコープ]

 指定したパスの特定EXCELファイルに対して処理をします。以降のアクティビティを

 使う前に必ずこのアクティビティを指定し、Doの中へ以降のアクティビティを追加

 していきます。

・Write Cell [セルに書きこむ ]

 別途Excelアプリケーションスコープで指定した特定EXCELファイルの1セル範囲

 に対して、String型のデータを書きこみます。
・Create Table [テーブルを作成]

 別途Excelアプリケーションスコープで指定した特定EXCELファイルの特定シートに

 対して、指定した範囲からテーブルを作成します。

・Write Range [範囲に書きこむ]

 別途Excelアプリケーションスコープで指定した特定EXCELファイルから、シート名、

 セル範囲に対して指定したDatatable型の変数の値を書きこみます。

・Read Range [範囲を読み込む]
 別途Excelアプリケーションスコープで指定した特定EXCELファイルのシート名、

 セル範囲からデータを読みこみ、Outoputプロパティで指定したDatatable型の変数

 に格納します。

参照サイト:
https://www.rpahiroba.com/2018/05/31/uipath%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%93%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/