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IT未経験から複数プロジェクトへ。入社10ヶ月で活躍中の新卒エンジニアTさんを取材!

2026年2月19日

今回のブログでは、文系出身・IT未経験で入社し、入社後10ヶ月で着実に経験を重ね、複数のプロジェクトに携わってきたTさんにお話を伺いました。

外部研修からスタートし、社内研修を経て、実際のプロジェクトへ。
リモート・フレックスタイム制という自由度の高い環境の中で、どのようにスキルを身に付け、成長してきたのか。

実際に携わった業務内容や働き方を通して、IT未経験から実務を任されるまでのリアルをお届けします!

★なお、Tさんがエンジニアを志した理由・外部研修の内容については【こちらの記事】で、 入社5ヶ月目時点での業務や想いは【こちらの記事】で詳しくご紹介しています。

あわせてご覧いただくことで、Tさんの成長のプロセスをより感じていただけるはずです。

実務に入るまでの準備期間(外部研修・社内研修について)

ー 入社後は、どのような業務からスタートしましたか?

まずは専門機関での外部研修からスタートしました。

4~5月(2026年は4~6月が外部研修)にかけては、ビジネスマナーやITの基礎、Webアプリの開発など、エンジニアとして必要な基礎スキルを体系的に学びました。社会人としての基礎と、エンジニアとしての土台を固める期間だったと感じています。

その後、面談を経て希望していたSalesforceエンジニアに配属されました。
とはいえ、配属後すぐに実務に入るのではなく、社内でSalesforceエンジニアとして必要な知識を学ぶ研修期間が約3〜4ヶ月間しっかり設けられていました。

 

─ 外部研修で基礎を身に付け、社内研修でSalesforceエンジニアとしての専門性を磨かれたのですね。社内研修ではどんなことを学ばれましたか?

社内の研修動画やSalesforceの公式教材を使って、「動画で学びながら実際に触って試す」というサイクルを繰り返すスタイルで学習を進めました。

具体的にいうと、Salesforceの基本操作や主要機能の理解から始まり、データ管理・活用の基礎、レポートやダッシュボードの作成、カスタマイズなど、実務に必要なスキルを一つひとつ積み上げていきました。

また研修期間中に並行して、7〜8月には自社サービス開発(スクラッチ開発)プロジェクトの検証フェーズにも参加しました。そこで、生成AIを活用したコーディング業務の知見やAPI設計・データベース設計の基礎も着実に身に付けられたと感じています!

外部研修で土台を固め、社内研修で専門性を高める。こうした段階的に成長できる環境が整っていることは、新卒入社の方にとって大きな安心材料になるのではないかと思います。

配属後の実務とプロジェクト経験

ー 研修後の実務内容のお話も聞かせてください!

9月頃から、お客様のプロジェクトに本格的に携わるようになりました!

最初に担当したのは、kintoneで運用されていた申請フローを、Salesforceへ移行するプロジェクトです。上司がヒアリングしたお客様の要望や資料をもとに「どう実装するか?」を考えながら進めていきました。必要な情報や実現したい要望を受け取り、そこから自分で設計を組み立てていくイメージです。

まずは現状を資料で整理し、どのワークフローがどの業務に紐づいているのかを一つひとつ確認しました。そのうえで、「この要件を実現するにはどんな項目が必要か?」「どの承認プロセスが最適か?」といった判断を積み重ねていきました。

また、その際の判断に内部研修で学んだ知識を組み合わせることで、どう実現するのか想像がしやすく、研修の成果を徐々に実感し始めた時期でもあります。

実装自体はノーコード中心でしたが、設定変更が他の機能に影響することもあり、複雑なフロー同士が絡み合う場面もあります。だからこそ、単に作るだけでなく、全体構造を理解しながら整理する力が求められるプロジェクトだったと感じます。

 

ー 実際のプロジェクトの中で考える力が鍛えられていったのですね。ほかにも携わったものがあれば、ぜひ教えてください。

8〜10月は、すでに運用されているSalesforceの案件管理機能を改善するプロジェクトにも参加しました。こちらは新規構築ではなく、既存システムの追加開発にあたるものでした。

 

─ 既存システムの改善ならではの難しさや面白さもあったかと思います。

そうなんです。最初は、「なぜこういう設計になっているのか?」「どのオブジェクトがどの業務に紐づいているのか?」といった背景理解に時間をかけました。

既存システムの場合、すでに業務の流れや利用者の習慣ができあがっているため、それを崩さずに改善していく必要があります。

でもその分、「どうすればもっと使いやすくなるか」「お客様の業務に本当に合う形はどれか」を考える余地もありました。既存業務の流れとITがどのように結びついているのかを深く理解できたことは、とても面白く、学びの多いプロジェクトでした!

  

─社内プロジェクトにも参加されていたと聞きました。

はい。自社サービス開発のテスト工程や画面単位の仕様書作成にも携わりました。

このプロジェクトでは、社内プロジェクトはウォーターフォール型で工程を細かく区切って進めるスタイルでした。その中で、工程ごとの粒度の違いやテスト観点の深さを学ぶことができました。

同じ開発でも、プロジェクトによって進め方や求められる視点が違うことを実感しました。

 

─ チームメンバーからのサポートはありましたか?

実装方針に迷ったときは、上司が方向性を示してくれたり、既存システムの読み解きで詰まったときにはポイントを整理して教えてくれたりしました。

とはいえ、なんでも人に聞くのではなく「まずは自分で考えてみる」ことを大切にする環境です。自分なりに仮説を立てたうえで相談することで、より理解が深まる感覚がありました。

一人で抱え込むのではなく、考えたうえで相談できる。そうしたサポート体制があったからこそ、挑戦を重ねることができたのだと思います。
 

配属後にぶつかった課題と、その乗り越え方

ー 実務に入って、思い通りにいかなかった瞬間はありましたか?

最初に苦労したのは、「お客様の要望を正しく読み解くこと」、そして「それを理解するために何を質問すべきか分からない」という点でした。

その結果、質問をしても、自分が本当に知りたかった答えと少しずれてしまうことが多くありました。


─ 手探りの状態だったのですね。そこから、どのように改善していったのでしょうか?

まず意識したのは、「質問の目的を明確にすること」でした。

ただ「確認をお願いします」と送るのではなく、自分はどこを知りたいのか、どんな回答をもらえれば次に進めるのかを、いったん自分の中で整理して、それを具体的に提示するようにしました。

単純に「てにをは」などの言い回しの問題もあったのですが、それ以上に、「相手にどう判断してほしいのか」を意識することが大切だと気づきましたね。

分かりやすい伝え方を自分なりに考えたり、上司のメモの取り方や文章の組み立て方を手本にしたり、生成AIに文章AとBの違いを聞いてみたり。うまくいった聞き方はプロンプトとして残し、自分なりの型をつくっていきました。

そうした積み重ねの中で、質問と回答のズレが減っていったと感じています。

 

ー 伝え方を工夫することで前に進めるようになったのですね!技術的な部分では、また別の壁もありましたか?

ありました。要件は理解できても、最初のうちは知識が足りず、「どう実装すればいいのか」が見えないことが多かったです。

そんなときは、まず自分で調べてみることを徹底しました。ネット検索や生成AIも活用しながら仮説を立て、実際に触って試してみる。うまくいかなければ、その原因を振り返るようにしていました。


― まず自分で調べてみること、大切ですよね。それでも解決しない場合はどうされていましたか?

自分なりに考えたうえで、社長や上司に相談していました。画面共有をしながら状況を一緒に確認してもらい、「ここはこう考えるといい」と具体的にアドバイスをいただくこともありました。

特に印象的だったのは、「今持っている知識をどう組み合わせるか」という視点を示してもらえたことです。単体の知識ではなく、つなげて考えることの大切さを学びました。

社長や直属の上司は、オンラインで画面共有をしながら実際に手を動かし、具体例を示してフィードバックしてくださいました。

また、うまくいかないときは、原因を切り分けることを意識していました。
「お客様の業務理解が足りていないのか」「上司の意図と自分の認識がずれているのか」「それとも、自分のスキル不足なのか」どこにズレがあるのかを整理することで、次に取るべき行動が明確になっていきました。

リモートでも成果を出し続ける仕事の姿勢

ーTさんの仕事の仕方について、「リモートワークでも安心できるコミュニケーション」「報連相も指示の出し方も的確」といった声をよく耳にします。仕事を進めるうえで心がけていることをぜひ教えてほしいです!

リモートワークでは、相手の状況が見えにくいからこそ、プロジェクトメンバーや上司には、進捗や今取り組んでいること、これから着手することを意識的に共有するようにしています。

たとえば、相談や確認をするときは、「現状」「修正が必要だと考えている点」「相手に確認したい点」を整理したうえで、自分の考えも添えて伝えるようにしています。

相手が判断しやすくなるだけでなく、自分自身の思考も整理されます。その積み重ねが、結果として仕事の質を高めていると感じていますし、単なる報告ではなく、信頼を積み重ねるためのコミュニケーションだと考えています。

また私は、組織で働く魅力は、ひとりでは出せない価値をチームで形にできるところにあると思っています。お互いの強みが掛け合わさることで、1+1が2以上になるような成果が生まれる、その感覚を大切にしながら、日々の仕事に向き合っています。
 

ー リモートワークで工夫していることはありますか?

「自分の作業時間を客観的に把握すること」 を意識しています。

たとえば、タスクに取りかかる前に「この業務は本当に30分で終わるか?」と自分に問いかけ、手元の時間を確認しながら進めるようにしています。

時間感覚を意識することで、仕事の見通しが立てやすくなり、集中力も保ちやすくなりました。

 

ー リモートワークで良かったと感じるのはどんな時ですか?

体調管理や生活リズムを整えやすいところですね。

手元に好きな飲み物や軽食を置いておけますし、朝に洗濯機を回して昼休みに干すなど、家事をうまく挟めるのも助かっています。

通勤時間がない分、その時間を休息や自己管理に充てられるので、コンディションを保ちやすいと感じます。

 

ー Tさんは、フレックスタイム制もうまく活用されていますよね!

フレックスタイム制は、自分のコンディションやプロジェクトの状況に合わせて使っています。

私は冬の寒い朝があまり得意ではないので、無理に早起きせず11時スタートにして体調を整えることもあります。逆に、業務が立て込んでいる時期は早めに始めるなど、1ヶ月単位で調整するようにしています。

自分に合ったリズムで働けるからこそ、安定してパフォーマンスを発揮しやすいですし、長く続けられる環境だと感じています。

 

▲Tさんの1日のタイムスケジュール例

主体的に動ける人が伸びる環境

ー 入社10ヶ月の今、オルトロボはどんな会社だと感じますか?

成長の機会が多い会社だと感じます。

業務では、今の自分のスキルだけで完結する仕事ばかりではなく、「+α」に挑戦できる場面が多くあります。少し背伸びが必要な部分もありますが、だからこそ停滞することなく、常に前に進んでいる実感があります。

また、お客様先のプロジェクトだけでなく、自社サービスの開発に関わる機会もあり、外部・内部どちらの視点からも学べるため、エンジニアとしての視野も広がっていると感じます。

あとは、1年目から本当にフルリモートで働けるという点もありがたいですね。
「リモート可能といいつつ実際は出社が多い」という企業もあると思いますが、オルトロボは求人に書かれている働き方と実態にギャップがなかったです。フレックスタイム制も含めて、任されている業務をきちんと果たしていれば、自分の生活に合わせて柔軟に働くことができます。

総じて、挑戦できる環境と、働き方の自由度、その両方がそろっている会社だと感じています。

 

ー 入社を検討している方へ、メッセージをお願いします!

自分で考え、試し、改善していくプロセスを楽しめる人にとって、オルトロボはとても相性の良い環境だと思います!

オルトロボでの仕事は、設計や開発業務だけではありません。お客様の業務を理解し、最適な形を一緒に考えていくコンサルティングの要素も大きいです。そのため、単純作業ではなく、思考力や提案力が求められます。

正直な話、どの分野が生成AIに代替されるかは予測がつきません。だからこそ、さまざまな物事に触れて生成AIに簡単に置き換えられにくい領域での経験を積むことができ、「将来につながるスキルを習得したい」という方にも合っていると感じます。

また、ベンチャーならではの自由度と挑戦の機会が多く、「この部分だけを担当する」というよりも、さまざまなプロジェクトに携わりながら自分自身でも試行錯誤することで、スキルの幅を広げていける面白さがあります。

「自分で考えて動くことが好き」「将来につながるスキルを身に付けたい」そんな方にとって、やりがいを感じられる場所になるはずです!

【人事コメント】
業務に真摯に向き合いながら、いつも周囲への気遣いも忘れないTさん。
一つひとつの壁を乗り越えてきた姿勢から、今後のさらなる成長がとても楽しみです。
貴重なお話をありがとうございました!

終わりに

今回は、文系・IT未経験からスタートし、10ヶ月で複数のプロジェクトを任されるまでに成長したTさんのインタビューをお届けしました。

外部研修・社内研修という準備期間を経て、実際のプロジェクトへ。
リモート・フレックスタイム制という柔軟な環境の中でも、主体的に動くことで成長の機会は広がっていきます。

オルトロボでは現在、2027年卒業予定の新卒および中途エンジニアを募集しています。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご応募ください。
 

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