【社長インタビュー後編】オルトロボの強みと今後の展望|「入社してよかった」と社員が誇れる組織を目指して
2025年1月30日
オルトロボの代表取締役・野下社長へのインタビューの後編をお届けします!
今回は、オルトロボがお客様から選ばれ続ける理由、今後の展望、そして理想の組織像や採用について、広報担当がお話を伺いました。
目次
1 オルトロボが、お客様に選ばれリピートされる理由とは?
─システム開発・IT コンサル企業は多くありますが、
オルトロボの強み・お客様から選ばれる理由はどういった点だと考えていますか?
ヒアリング力と提案力、そしてそれらを実際のソリューションとして形にする力だと考えています。私たちは、お客様からいただくご相談に対して、特定のツールや手段を決めつけずに、まず課題の本質を理解することを大切にしています。
例えば、『このツールを導入してほしい』という依頼をいただいた場合でも、すぐに鵜呑みにして『はい、わかりました』とはならないんです。
背景や目的をしっかりとヒアリングして、本質的な課題を探ったうえで、本当に意味・価値のあるものを提供しています。
─要望をそのまま受け入れるよりも大変そうですね…!
お客様からの反応はいかがですか?
一見遠回りに見えるかもしれませんが、このアプローチこそが、顧客満足度の高さに繋がっていると感じます。納品直後の一時的な満足だけでなく、時間が経ってから、『当初の計画を上回る効果が出た』といった喜びの声をいただくことも多いです。
ありがたいことに、当社のリピート率は非常に高いんです。一度ご縁をいただいたお客様が、次も『ぜひオルトロボに』と声をかけてくださる。この信頼関係こそが、私たちが積み重ねてきた成果の証だと感じています。
─具体的なエピソードも教えてください!
とある金融系のメガベンチャーで、RPAに関する案件のコンペがあり、私たちオルトロボが選ばれたことがありました。そのプロジェクトでは、提案力や開発力を評価いただき、結果として、当初のコンペ内容にとどまらず、関連する追加案件(WEBシステム開発、データ分析基盤の構築)をご依頼いただく形で長期的なお付き合いが始まりました。そして最終的には、当初の10倍以上の規模にまで発展したんです。
この成果自体も大変嬉しいことですが、さらに心に残ったのが、そのプロジェクトを担当されていた方が転職された後、新しい職場でも「オルトロボと一緒に仕事がしたい」と声をかけてくださったことです。お客様が環境を変えられても、なお私たちを信頼して依頼してくださって、本当に嬉しかったですし感動しましたね。今でもそのお客様とは交流が続いています。
─すごいですね!それだけ信頼されているということですね。
嬉しいことですね。我々のアプローチは、時に遠回りに見えるかもしれない。でも、顧客の本当のニーズを理解し、最適なソリューションを提供することで、こうした長期的な信頼関係を築けると思っています。
これから社会人になる人や、転職を考えている人にとって、こうした顧客との深い関わりや、本質的な課題解決に取り組める環境は、大きな魅力になると思います。技術力だけでなく、ビジネスの本質を理解できるエンジニアへと成長できる場所でありたいですね。
2 今後の展望:SI領域の強化と自社サービス開発の2軸
─オルトロボの組織としての今後の展望を教えてください!
私たちがシステム開発を通じて社会に貢献する方法は、大きく2つあります。
1つめは、SI(システムインテグレーション)としてお客様の要望に合わせたシステムを作ること。2つめは、自社で開発したアプリやサービスを提供し、それを多くの方に使っていただくことです。
これまでオルトロボは主にSIを中心に事業を展開してきましたが、昨年は初となる自社サービスをリリースしました。今後は、「SI領域のさらなる強化」と「自社サービスの開発」という2軸を柱に進めていきます。
─記念すべき初の自社サービスのリリースでしたね!
そうですね、以前から「自社の形に残るサービス」を通じて社会に貢献したいという想いを抱いていたので、今回、その第一弾をリリースすることができたのは、大きな一歩でした!
ゼロから新しいサービスを立ち上げることは簡単ではないですが、その過程でエンジニアとして新しいスキルを身につける機会にもなり、何より、メンバーが自ら生み出した企画が実際にリリースされ、世の中に広がり、多くの人に使われる喜びを感じられるのは、特別な経験だと思います。
今後は、小規模な物なら毎年1~2件、中規模以上の物なら1、2年に1件くらいのペースで自社サービスをリリースすることを目標にしています。
▲2024年12月にリリースした自社サービス 防犯アプリ「コエマモ」
─SIとしての仕事の魅力も教えてください!
SIはお客様の多様な要望に応えることで、直接的に「役に立っている」という実感を得られる仕事です。
お客様が抱える課題に対して、私たちは技術力や知識を駆使し、最適な解決策を提供することが求められます。時には難しい要望に直面することもありますが、お客様から感謝の言葉をいただいたり、喜びの顔を目の当たりすると、やはり大きなやりがいを感じますね!
あとは、業務を通じて、常に変化し続ける技術トレンドに触れることができる点も魅力です。
得たスキルや知識は、自社サービスの開発にも生かすことができますし、SIと自社サービスの両軸で進むことで、それらの相互関係を最大限に活用し、より広い視野で技術やビジネスの可能性を追求することができると考えています。
─SIでの経験を自社サービス開発に活かし、逆に自社サービスでの知見をSIに還元するという好循環が期待できますね!
3 目指す組織像、オルトロボで働く魅力
─オルトロボが目指す組織像について、教えてください!
「オルトロボに入社してよかった」と一人ひとりが誇れるような組織でありたいですね。これは現役社員だけでなく、退職したメンバーにも当てはまります。
そのためには、様々な要素が必要だと考えています。働きやすさはもちろん、提供しているサービス内容の質、自身のスキルアップの機会、そして社会への貢献度など、多角的な視点から組織づくりを行っています。
─具体的な取り組みについて聞かせていただけますか?
まず、働きやすさの観点でいくと、オルトロボでは柔軟な勤務体制を推進しています。現在実施している”フルリモートワーク”や”フレックス制度”はその一例ですね。例えば、お子さんの保育園の送迎に合わせて勤務時間を調整したり、結婚や介護といったライフイベントで引っ越しが必要になった場合でも、転居先で引き続き働ける環境を整えています。
社員一人ひとりのライフステージや個人的な状況に寄り添い、それぞれが最大限の力を発揮できる最適な働き方を選択できる。そんな職場づくりを目指しています。
また、社員のキャリア開発では、定期的に上司との1on1ミーティングを設けています。
そこでは、「今後こんなスキルを身につけたい」「この分野に挑戦してみたい」といった希望をヒアリングしていて、可能な限りその希望に沿った案件へのアサインや、必要なトレーニングの機会を提供するよう努めています。
─社員の声を反映してくれる文化、大きな魅力だと感じます。
─自分のアイデアが自社サービスとして形になるのも、オルトロボで働く面白さですよね
そうですね、実際に、昨年12月にリリースした防犯アプリ『コエマモ』も、社員の声から誕生したものですからね。
『自分のアイデアが形になり、実際に社会に影響を与える』という経験ができる場所は、なかなかないと思いますし、すごく大きな魅力だと思います。
単に仕事の一環としてではなく、社員一人ひとりの自己実現の場にもつながっていると考えています。
★社内イベント「企画コンペ」の紹介
オルトロボでは、社内でビジネスプランを持ち寄ってアイデアを発表する「企画コンペ」というイベントが定期的にあります。
社歴や職種に関係なく、全員に平等にチャンスが与えられ、その中から選ばれたアイデアが実際にサービスとして形になることもあります。
また、賞がいくつか用意されており、良いアイデアを発表した方には賞金が贈られます。
─最後に、採用において重視されているポイントを教えてください!
中途採用においては、エンジニアとしての実務経験を重視していますが、若手やハイスキルな人材に限定するわけではなく、その時々の募集ポジションや状況に応じて柔軟に選考を行っています。
スキル面以外で私たちが特に重視しているのは、「主体性」です。
自分で考え、行動し、自分の意見をしっかり持ち、さらに成長意欲を持ち続けることが、当社での仕事を進める上で欠かせない要素だと考えています。
また、前提として、私たちの事業や理念に共感していただけることを大切にしています。
オルトロボが大切にしている価値観
こうした理念に共感いただき、共に成長していける方々との出会いを楽しみにしています!
4 終わりに
今回の記事では、オルトロボの強みと今後の展望、そして野下社長が描く理想の組織像や採用についてお話させていただきました。
オルトロボは、顧客と社員の双方に価値を提供し続ける組織として、さらなる成長を遂げるべく日々邁進しています。エンジニアとしてのキャリアアップを目指す方、オルトロボの理念やビジョンにご興味をお持ちいただけた方は、お問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。
皆様からのご応募をお待ちしております!